(1)「めあて」と「振り返り」を意識した授業の実践

 生徒一人一人が、「わかった」「できた」と実感することができる授業を実現するために、「授業の構成」を大切にする。

 具体的な取組としては、以下のような大まかな流れを意識して授業実践を行う。

1.「めあて」を生徒に示し(板書し)、「見通し」を持たせる。

2.「考える」「伝え合う」「話し合う」活動など、「インプットとアウトプット」を工夫する。

3.「振り返る」活動を計画的に取り入れる。

 授業の冒頭で、学習の「めあて」を生徒に示し(板書し)、「見通し」を持たせる。そのことにより、「何をどのように学ぶのか」ということを明確にし、ゴールへの意欲付けを行う。また、授業の終末では、「振り返る」活動を計画的に取り入れ、その授業で「何がわかったのか」「何ができるようになったのか」など、生徒の「知識・技能」の定着を図るとともに、次時の授業の展開へとつなげていく。【→ 教材とつながる】

 授業の展開においては、「考える」「伝え合う」「話し合う」など、「インプットとアウトプット」を意識した活動を積極的に取り入れ、「生徒が教材にのめり込み、思考する授業」「ペア・班・学級全体で、生徒全員が互いにつながり合いながら、主体的に学習活動に取り組む授業」を行う。また、その中で、生徒が既存の知識・技能を活かすとともに、友達の意見や考えにも真剣に耳を傾け、さらに知識・技能を高めようとする態度を育てていく。【→ 生徒同士でつながる】

 このような授業を展開する中で、生徒一人一人が「わかった」「できた」と実感することができる授業づくりを目指す。そして、達成感や成功体験を積み重ねることが、「自分自身の成長」につながり、自己肯定感が高まるとともに、学びをさらに深めようとする意欲や基礎学力の向上につながると考える。


(2)教科の枠を越えた小グループによる授業公開・事後協議

 6~8名程度の小グループを編成し、グループのメンバーを流動的な構成として、全員が年間1回以上は授業を公開し、事後協議を行う。

(3)生徒を見取る授業研究

 事後協議の進め方を以下のようにする。

①「めあて」「振り返り」について、見取った生徒の反応を提供し合う。

②大きな協議課題を1つ設定し、その改善策を検討する。

③生徒への発問や指示、授業スキルなど、授業者への助言を行う(経験に応じて)。

④メンバー全員が、事後協議からの学びを一言ずつ語る。

(4)NIEの実践

 新聞を活用した様々な活動を通して、思考・判断・表現する力を育むための手立てとして取り組む。また、昨年度の取組を継続・修正しながら、「いつでも、どこでも、誰でも当たり前に新聞を活用していくこと」を取組の柱として、より一層の充実に向けて研究を進めていく。





 ○研究企画部 … 研究の企画立案をする

 ○研究推進部 … 全体研修会・各部会の運営および連絡調整をする

 ○全体会   … 全体研修会および授業公開・事後協議を実施する

 ○教科部会  … 教科指導力向上に取り組む(授業公開前+随時)

 ○学年部会  … 望ましい学年集団の育成をする(毎週1回+随時)