令和元2度 研究計画

1 研究主題

  自ら学ぼうとする意欲を高める授業づくり

2 研究主題の設定理由


  本校の児童生徒は、大変素直であり、指示されたことはまじめに一生懸命に取り組むことができる。また、学年の枠を越えて仲がよく、行事等には上級生が下級生をリードして全校一丸となって力を注ぐことができる。しかし、授業や話し合いの場では、多様な意見が出にくかったり自分の考えに固執して広がらなかったりすることがある。また、初めて取り組むことや新しく学ぶことに対してやや消極的な面も見られる。さらに、教師や友だちが発言するまで、黙って聞いていたり、分からなくなると考えることをあきらめてしまったりする児童生徒もいる。
 一方、本校は、少人数のため個々の実態が把握しやすいといえるが、実態に応じた支援を工夫するあまり、支援の手が入りすぎることがあった。さらに、課題解決の糸口となる意見が出ない時に、多様な意見を引き出すことができず、教師主導で授業を進めてしまう場面も見られた。
  本校のスクールプラン重点目標には「個に応じたきめ細かな指導を通して、自ら学ぼうとする子を育てる」とある。児童生徒が「自ら学ぼうとする」姿とは、「興味・関心を高め、見通しをもって取り組むこと」「課題に対し、粘り強く取り組むこと」「学びを振り返り、次につなげること」だと考える。そこで、本校の児童生徒の実態から今年度は上記の主題を設定し、これらの姿が見られるような授業づくりを研究していく。
 同時に、学級の仲間づくりや読書活動の推進、表現力育成のためのスピーチタイムの充実を図る等、研究の基盤となる土台づくりも平行して行い、スクールプランの目指す児童生徒像へと導きたい。


3 研究の具体的方策


(1)「自ら学ぼうとする意欲」を高めるための方策として、以下の項目を授業の中に取り入れる。

 ①「興味・関心を高め、見通しを持って取り組む」ために
 ・児童生徒が意欲的に取り組める課題を設定する。
 ・1時間の授業の流れが見通しを持てるように、課題提示の仕方を工夫する。
 ・発達段階に応じた「めあて」「課題」を児童生徒に分かる言葉で提示する。
 ・単元のはじめや本時の導入部分で、学習のゴール(目標・目的)を児童生徒と共有する。

②「課題に対し、ねばり強く取り組む」ために
 ・児童生徒の反応を予想し、支援の方法を考えておく。
 ・スモールステップで学習を組み立て展開する。
  ・個人思考・ペア・全体など目標にあった学習形態を工夫する。

③「学びを振り返り、次につなげる」ために
 ・発達段階や教科の特性に応じた振り返りの工夫を行う。
 ・本時や単元を通して学んだことを言葉や図表で表現させる。
 ・児童生徒が本時や単元で身につけた力に気づいたり、学習に新たな見通しを持てたりできる振り返りとなるようにする。


(2)研究を進める上で、次の取り組みを行う。
  ・指導案や略案を作成するときには、事前にペアアドバイザーと相談し作成する。
 ・授業者は、教える場面と児童生徒に思考・判断・表現させる場面を効果的に授業に取り入れ指導する。
 ・授業者は「授業評価シート(別紙参照)」で自身の授業の評価を適宜行い、授業改善に生かす。
 ・全教員が年間2回の公開授業(1回は後期指導訪問の一般参観授業)を実施し、研究主題の遂行に努める。


4 基盤作り

 〇個々の違いを受け入れ、共に学び高め合う仲間づくりを行う。
 〇広い視野、深い知識、豊かな心を育むために朝の時間やふれあい活動で読書活動を推進する。
 〇発表力、表現力を高めるためにふれあい活動でスピーチタイムを行う。


5 評価と検証

 
〇本時や単元を通しての児童生徒の振り返りを自己評価とみて、次の学習につなげるように適切な助言を工夫するとともに、教師の指導改善にも生かしていく。
  〇参観する際は、本時の視点を明記した参観シートに記入し、事後研究会に活用する。
 〇児童生徒、教員アンケートを学期に1回行い、課題に焦点を当て授業改善に生かす。


6 研究構造図




7 研究体制





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