研究推進計画

1 研究主題

『意欲的に自分の考えを表現できる児童の育成』

〜自分の考えをもって交流し、学び合う授業づくりを目指して〜


2 研究主題の設定理由

 本校では学校教育目標「自ら学び、考え、行動できる子の育成」のもと、めざす児童像の一つとして「自ら学び、考えを表現できる子」を掲げる。また、それに関わる重点目標「確かな学力」の育成を図るための方策としては、児童の「読解力、表現力を高める指導 法の工夫」に全教員が取り組む。
  新学習指導要領では資質・能力を育成するための「主体的・対話的で深い学びの実現を目指した授業改善」、ここでは「各教科等において身につけた知識・技能の活用や、思考力、判断力、表現力、および学びに向かう力、人間性を発揮して、各教科等の特性に応じた見方・考え方を働かせながら学ぶ過程を重視すること」が求められている。先の見通せ ない時代、変動する社会で必要となる生きる力を育成するために、教員が「何を教えるか」ではなく、児童が「何を学ぶか」、「どのようにして学ぶか」等の観点が重視されている。コロナ禍において学校の状況も大きく変わった今、特に、児童には、「学びに向かう力」や「状況に応じて自分で考えて行動する力」をつけることが必要だと感じる。その力を伸ばすためにも「友だちと学び合う」ことが大切であり、さらに、児童には、学校に来て友だちと学ぶ楽しさを実感させたい。よって、今年度も研究主題を「意欲的に自分の考えを表現できる児童の育成」と設定し、さらに、分かったことや気づいたことを積極的に友だちに伝え、対話し、学びを実感できるように取り組みたいと考えた。


[ 研究実践目標(児童に身につけさせたい力)]

◆表現する力
 わかりやすく自分の考えを書いたり発言したりして、伝えることができる。
◆聴き合う力
 友だちの意見を最後まで聞き、自分との共通点や相違点を明らかにできる。
◆深める力
 友だちの者の意見を受け止め、自分の考え方を見つめ直すことができる。



3 研究内容 (研究主題の実現を目指した 授業づくり)

(1) 課題設定 ・発問の工夫
 ➠ 児童が 「 意欲的に 考え 、自分の考えを伝えることができる 」よう に。
 (2) コーディネ ー トの工夫
 ➠ 児童が「 対話を通して学び合う聴き合う ことができる 」よう に 。
 (3) ふり返り 活動 の 工夫
 ➠ 児童が「学び合いの成果(学びの深まり)」を実感できるように 。


4 研究方法(研究の取り組み方)

(1)共通基盤をもつ

【学習ルールの統一化】
 ◇高小版「話し方ルール・聞き方ルール」を教室掲示し、日々の授業において児童が意識して学習活動に取り組めるよう指導することで定着させる。

 【言葉の力の育成】
 ◇言葉を大事にして課題、対話、まとめ、振り返りができるようにするために、語彙力・表現力をつける。言葉を可視化させたり、基本的な表現する力を育てたり するための、目指す児童の姿や方法等を部会別に検討し取り組むと共に、学期毎 に、成果・課題を可視化し掲示等をして、次に確実につなげることができるよう に取り組んでいきたい。

【聴き合える仲間づくり】
 ◇朝の会や学活等も利用し、友だちと対話を楽しめるような活動を取り入れる。委 員会活動や、縦割り活動の際にも、話し合い活動を取り入れ、学習の土台として 何でも聴き合える人間関係づくりをする。


(2)実践する

【公開授業 ・ 研究会 】
 ◇全教員が年間1回の公開授業を実施し、事後研究会で実践をふり返り協議する。
 ◇必要に応じて事前検討会を実施し、共同(学年部会等)で素材研究・教材研究を 進める。
 ◇授業の中で、児童にとって必要感のある対話になるように課題・発問の工夫を行う。また、学びが実感できる対話になるように、教師の声かけ、時間設定、形態 の工夫、ICT(タブレット等)やホワイトボードの活用、振り返りの方法等に ついて検討し合う。ICTの活用については、情報・視聴覚教育担当者との連携 を深め、ICTが効果的なツールになるように研究を深める。
  ◇T2の教員の効果的な支援のあり方や、連携について研究を進める。

【個人実践記録 】
 ◇教員一人ひとりが、研究主題の実現を目指して、テーマを決めて一年間実践を行 う。授業記録や、児童の学びの様子を見取り、 実践記録として残す。


(3)学び合う

【互見授業】
 ◇日頃から、お互いに声をかけ合い授業参観を行い、研究主題の実現に向けた授業づくりについて学び合う。「互見授業週間」を各学期に設定し、その期間は、特に校内で積極的に互いの授業を参観し合う週間とする。
 ◇授業45分間全てではなく一部参観も可とし、他学級における児童の学びを見取って授業者 に伝えたり、学級経営・生徒指導等について助言し合ったりする機会とする。

【校内カンファレンス】
 ◇各学期末の研修会において、全教員が実践記録(研究主題の実現を目指して取 り組んだ「自分の考えをもって交流し、学びを深める授業づくり」)を持ち寄 り、成果や課題を語り合う。


5 研究推進を支える取組

(1)授業規律の徹底
 授業における学習ルール(高小版「話し方ルール・聞き方ルール」)を全校で徹 底することにより、学校全体の授業規律と児童の学習意欲を高める。
 めあてを児童と共有することで、児童が見通しを持って自ら学習ができるように する。授業の初めにすることを明確化して、チャイムとともに学習が始められるよ うにする。

(2)基礎・基本の定着
 一人ひとりに確かな力をつけるために、授業での定着を図る時間の確保、単元毎の小テストの実施等を行う。学習が定着できていない児童には、反復練習等、個に応じ た支援を行う。さらに、「ドリルタイム(清掃後10分間)」・「校内漢字・計算テス ト(各学期)」・「家庭学習がんばり週間(各学期1週間)」の効果的な運用・実施に よって、「丁寧に取り組む力」・「迅速に取り組む力」・「根気よく取り組む力」を育 成し、既習内容の確かな定着を図る。

(3)発表・発信する場の設定
 学習したことを発表する場の設定を工夫する。異学年間で、全校で、発表会を設定 したり、地域に発信したり等、相手意識を持たせることで、発言する意欲が高まった り、発言する力が伸びたりできると考える。

(4)読書活動の充実
 「朝読書(朝の会前10分間)」・「高小読書週間(春・秋)」・「家庭読書(うちど く)(毎月10日のノーメディアチャレンジデー)」「読書記録カード」等の効果的 な運用・実施によって望ましい読書習慣の形成を促し、言語活動の土台となる語彙力・ 読解力・集中力の向上を図る。

 (5)学力調査等の結果分析を生かしたPDCAサイクル
 全国・県・町学力調査の結果分析を通して本校児童の実態・課題を把握し、各学年 の課題及び重点指導事項を明確化し、研究推進及び授業改善(計画→実践→点検→改 善)に生かす。


6 研究構想図



7 研究体制


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